メカニカル・エンジニア設計ツール
米国の航空機メカニカル・エンジニアが
使っている主な設計ツールを紹介します。
以下の6種類が、現在の航空業界で
良く使われいる、3D & 図面を作成する
設計ツールです。
・ CATIA:
民間及び、防衛航空機業界で、
最も使われている3D / 2D設計ツール。
Boeing / Airbusで使われています。
自分が米国に来てから使っている
3D / 2D設計ツール。
他の設計ツールソフトとの互換性あり
使いやすい。
航空機サプライヤーで、広く使われている
3D / 2D設計ツール。
・ AutoCAD
昔は、 2D専用の設計ツールだったが、
今は、3D も作成できるようになっている。
たまに、下請けサプライヤーが使っている。
・ Creo
最近、宇宙ロケット業界で、使われている
3D / 2D設計ツール。
・ Inventor / NX
この2点は、航空機会社のインタビューで
使用経験の有無を聞かれたことが
あったのでリストアップしました。
上記の設計ツールの基本の使い方は、
三次元のSolid Dataや、Surface Dataを
作成し、必要に応じ、三次元Dataから
二次元の図面を起こします。
3Dプリントなどは、三次元のSolid Dataのみの
やり取りが普通で、三次元上で、
寸法指示を示すこともあります。
その他、たくさんの設計ツールがありますが、
会社が、どの設計ツールを使うかは、
大会社以外は、顧客のニーズに合わせて
決めているところが大きいと思います。
次回は、これからの米国メカニカル・エンジニアが
求められることについて、少し書いてみようと
思います。
今日も、読んで頂き、
ありがとうございました。